こんにちは!
ウェザリング塗装ってどんな道具を使って汚せば良いか迷いませんか?
ウェザリング塗装=汚し塗装ですが、この汚れって色々なパターンや種類があるんですよね。
- 機体全体が砂埃や水垢で汚れていたり
- 下半身付近が泥で汚れていたり
- 部分的に錆びたり、色が剥げてたり
- オイルが漏れて流れてたり、サビが流れた跡が付いていたり
ウェザリング塗装といっても実に様々なパターンがあります。
今回、紹介するリアルタッチマーカーはペンタイプなので、ウェザリングの中でも細い線や点の汚れなんかに向いていると思います。
ですので、垂れ系、擦れ系の汚れとチッピングという細かな色の剥げをこのリアルタッチマーカーでやる場合のやり方とコツを紹介します!
こちらの記事ではクレオスのMr.ウェザリングカラーのみを使ってザクを汚してみました。今回はこのザクの続きをペンのメリットを生かしてウェザリングしていきます!
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下地はつや消しがオススメ!リアルタッチマーカーの使い方
ウェザリングをしていく前にガンプラの下地をつや消しにすることをオススメします!
つや消しにすることでパーツ表面がザラつきそこに塗料が残ることでリアルな汚れ感が出ます。
表面を缶スプレーでつや消しにするやり方はこちらの記事を参考にして下さい。
リアルタッチマーカーは水性ですのでどんな塗装の上からでも使うことが出来る優れものです!
もちろん無塗装の素組にも使用できます!
リアルタッチマーカーセット1(5色+ぼかしペン)
- グレー1
- グレー2
- ブルー1
- レッド1
- オレンジ1
- ぼかしペン
リアルタッチマーカーセット2(5色+ぼかしペン)
- グレー3
- ブラウン1
- グリーン1
- イエロー1
- ピンク1
- ぼかしペン
色を塗ってからその色をぼかしたり、消したりするためにあるのが「ぼかしペン」です。
このぼかしペンが良いんですよね~!^^
癖になりますよ!!
それではやり方を紹介していきますね!
ペンなのでサビ垂れオイル垂れ擦れ系は塗りやすい!ウェザリングのやり方とコツ
サビ垂れ、オイル垂れ系のウェザリング
垂れ系のウェザリングは細い線を書くのでこういうペンタイプの方が筆よりも扱いやすいですね。
- ザクのスパイクから流れるサビを想定してサビ垂れ
- バックパック(ランドセル)のパイプの根元からオイルが流れてくるのを想定してオイル垂れ
をペンで表現してみました。
やり方
- サビ垂れの線を書く
- 線の両サイドをぼかしペンでぼかす
一回で上手くいかない時は消してまた書いてを繰り返しました。
面白くてつい夢中になってしまいます(笑)
コツ
- 一気に沢山の部分を塗らないようにする
- 少し塗ってそこを調整
- 決まったら次を塗る

線を書いていき

ぼかしペンで消していく
色はブラウン1を使ってみました。
擦れ系のウェザリング
何かが擦れたりした時に付きそうなウェザリングです。
色は剥げなかったが表面に擦れた跡が付いたって感じですかね。
やり方
- 点をチョンと書く
- 指でサッと下に伸ばす
- 以上(笑)
これもペンならではのお手軽さ&自然さですね。
これ筆塗でやるとかなり難しいです!
コツ
- 方向を決めて一気に指を下にスライドさせる
- 擦れ系なので方向はランダムに
ちなみに私は色を消したい時にも指を使っています。
この線違ったなと思ったら素早く指で擦ってしまうと綺麗に消えてくれるので、作業がスムーズです。
お試しください。
ペンだから簡単にチッピング!そのやり方とコツ
チッピングというのは「欠ける」という意味で、ガンプラでチッピングというと「塗装が欠けて剥がれている状態」を差します。
このチッピングが一番このリアルタッチマーカーには合っているかな~と感じました。
何せペンタイプなので狙ったところに小さい点を書けるんですよね!これを筆でやろうとしてもかなり難しいと思います。
小さいチッピングのやり方とコツ
やり方
ペンを塗る面に対して直角にチョンとつける
コツ
- 直角に軽くチョンとやるのが凄く大事
- 小さい点の時は力を入れない
- 大きめの点は少し力を入れる
これがちょっと斜め気味にチョンといくとその分大きな点になってしまいます。
小さい点を無数に付けていくことでモビルスーツの巨大感が増していくのでとてもオススメの技法です!
大きいチッピングのやり方とコツ
次は同じチッピングでもちょっと長めに色が剥げているような場合の表現方法です。
スカートの下の色が剥げている想定で塗ってみました。
やり方とコツ
- 形が同じに成らない様に意識しながら塗っていく
- ぼかしペンで消しながら良い感じの形に調整していく
- これを繰り返す
- 遠くの山を書くような感覚で書いてくと良いかも!
色はグレー3を使いました。

足元やスネも同様に
こちらはシールドの角が剥げているのを想定して書いてみました。
やり方とコツは同じです。
色はブラウン1とグレー3を使っています。
いや~面白い(笑)
まとめ
今回はリアルタッチマーカーを使って
- 垂れ系のウェザリング
- 擦れ系のウェザリング
- 剥がれ系のウェザリング
のやり方とコツを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
これらのウェザリングでは筆塗よりもペンタイプのリアルタッチマーカーの方がやり易く感じたので非常にオススメしたいです!
部分塗装派の人もエアブラシ全塗装派の人もこのリアルタッチマーカーは是非持っておきたい道具だと思います。
これホントに面白いです(笑)
それでは~
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