ガンプラ水転写デカールの簡単で上手な貼り方と剥がれない3つのコツを紹介!

ガンプラ

こんにちは!

水転写デカールの貼り方や剥がれてこないコツをお探しですか?

  • 「何かこの水転写デカールって指で剥がそうと思っても剥がれ無いし、どうやってこれ貼れば良いの?もしかして不良品?」
  • 「貼り方は分かってるけど、乾燥してしばらく経ったらペロッと剥がれてくるんだけど何で?」

って悩んでいませんか?

これ実は私が初めて水転写デカールに遭遇した時に思ったことです、もう30年以上も前のこと(笑)

これだったら普通のシールの方が良いなって。

でも、水転写デカールの貼り方ってやり方さえ分かってしまえばすごく簡単なんです!

今回の記事で分かることは

  • 「水転写デカール」の簡単な貼り方
  • 剥がれづらくするコツ

について詳しく解説していきます。

道具とやり方さえ分かれば剥がれることはまずありませんし、水転写デカールに慣れてしまえば、普通のシールは逆に面倒で難しいなって感じてくると思いますよ。

今回の記事のやり方さえ覚えてもらえればもう大丈夫ですので安心して下さい!

最後の方では水転写デカールと付属のガンダムシールの比較画像も載せておきますので水転写デカールの良さが分かると思います。

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簡単な3手順で上手に仕上げる水転写デカールの貼り方

今回はこの別売りのベルテクスデカールという水転写デカールを使って解説していきます。

ベルテクスの水転写デカール2

 

サイズ的にはガンプラの1/144にも使える位小さなデカールが揃っています。

こういうのを1つ持っておくとちょっと物足りないな~という時にかなり重宝しますよ!

ベルテクスの水転写デカール1

 

アップで見るとこんな感じ。

小さいマーキングがギッシリです!

手でカリカリやってはいけません(笑)

ベルテクスの水転写デカールのアップ画像

 

今回は最近塗装したこの2体に貼っていきます。

1/144のシャアザクと1/100マキシマムザク(プライズ品)

ベルテクスの水転写デカールを貼ろうとしているザク2体

関連記事

画像右の1/144シャアザクを使用した記事↓
画像左のマキシマムザクを使用した記事↓

リアルタッチマーカーを使ったウェザリングとチッピングのやり方のコツ

 

先に水転写デカールを貼る時に使った4つの道具を紹介します

水転写デカールを貼るための工具

  • カッター
  • ピンセット
  • マークセッター
  • 綿棒

以上4つの道具です。

カッターはデザインナイフでも良いんですが、刃をすぐに新品に出来るカッターを私は使用しています。

切れない刃を使うとデカールがしっかり切れなくて失敗の原因になります。

それでは手順を説明していきますね!

手順1ーデカールをカッターでカットする

水転写デカールをカッターで切っている所

まずは使いたいデカールをカッターでカットします。

コツは

  • カッターの刃は新しいものにしておく
  • 使いたい分だけカットする

手順2ーデカールを水かぬるま湯に漬ける

適当な容器に水かぬるま湯を入れておきます。

水転写デカールを浸す水

 

カットした水転写デカールをひっくり返して水に浮かばせます。

下の画像は水に浮かばせてから数秒後の状態ですが、縦に長細い線が有るのが分かるかと思います。

これは水が台紙にまだ浸透していない状態です。

水転写デカールを水に浸している画像1

 

数秒で水が紙にすべて浸透した状態です。

水転写デカールを水に浸している画像2

 

こうなったらピンセットで摘まんで取ります。

水に浸した水転写デカールをピンセットで取り上げている所

 

ティッシュやキッチンペーパーなどの上にデカール面を上にして置きます。

このままデカールが台紙から剥がれるまで数秒~数十秒待ちます。

この剥がれてくる時間はメーカーやデカールの厚さ、新品、古い等によって違います。

指やピンセットで触ってみて動いたら大丈夫です。

動かないうちに無理に動かそうとすると破れたりしますので慌てずじっくり待ちましょう。

水から取り上げた水転写デカールをティッシュの上に置いて余分な水を取っている所

 

手順3-デカールを貼る

それではデカールを貼っていきます。

まず貼る所にマークセッター(のり)を付けます。

水転写デカールに貼る前に塗っておくと言いマークセッター

ノリが沈殿しているので良く振りましょう

無しでも貼れますが使った方が間違いなく密着力が増しますので剥がれづらくなります。

小さめのデカールを貼る場合

まず貼りたい部分にマークセッターを先に塗ります。(マークセッターを使う時はのりが沈殿してますのでしっかり振りましょう)

水転写デカールを貼る所にマークセッターを塗っている所

 

ピンセットでデカールを摘まんで貼ります。

水転写デカールをガンプラに貼った所

 

水を少し染み込ませた綿棒でコロコロと転がすように水分を取ります。

この時にデカールがズレてしまった時はピンセットや爪楊枝などで位置を直して下さい。

水っけが無くなってデカールが動かない時は上からマークセッターを塗ってやるとまた動き易くなるので調整し易いです。

 

はい1つ完成!

後は同じように好きなだけ貼っていきましょう!

結構、どこに何を貼るかって迷うんですよね、でもそこが楽しいところでもありますよね!

水分も拭き取って貼り終えた水転写デカール

大きめの水転写デカールを貼る場合

次はちょっと大きめのデカールを貼る場合を解説します。

水に漬けてデカールが剥がれてくるまでは一緒です。

水転写デカールが剥がれているかチェックしている画像

 

違うのは貼る時なんですが、大きめのデカールだとピンセットで摘まんで貼ろうとするとデカールが折れてピタッとくっ付いてしまう時があります。

そうなるととても貼りづらいし、直そうとして破れたりしてしまう事も有るので画像のようにちょっとデカールをずらして本体に貼った後に台紙をスライドさせていきます。

こうすると貼り易いです。

もっと大きなデカールだと尚更この貼り方が効果的ですね。

お試しください!

水転写デカールをスライドして貼っている所

 

乾燥後にデカールが剥がれてこない3つのコツ!

水転写デカールって普通に貼ってから数日後、数か月後にポロっと剥がれてくることが意外とあります。

次はこうならないためのコツを紹介しますね。

コツその1-水に長時間付け過ぎない

上の方でデカールを水に漬けた後に引き上げるタイミングを説明しましたがここがかなり重要なんです。

水転写デカールを長時間水に漬けてしまうとノリが取れていきます。そうなるともちろん粘着力は弱まりますよね。

そうならないためには最低限度の時間だけ水に漬けて、水が台紙に浸透したらすぐに救い上げる。

というのが私の経験上一番ベストな方法です。

コツその2-マークセッターを使ってしっかり密着させる

昔は無かったアイテムですが今はこんなに便利なデカール用のノリが有るのでこれは是非使っていきたいですね。

1つ買っておけば数年は持ちますし数百円で買えるのが嬉しいですね!

水転写デカールを貼る時に使うと便利なマークセッターとマークソフター

ちなみに右のマークソフターはデカールの軟化剤です。

これは曲面に対して貼る時にデカールを柔らかくして貼りやすくするための液体。貼った後に塗っていくと面白い位、曲面にデカールが馴染んでいきます。

これがあると曲面に貼る時に非常に便利ですので、マークセッターとセットで揃えておくことを強くオススメします。

コツその3-最後にクリアーコートで保護する

最終的にクリアーでコートすることをかなりオススメします。

これをやることで本当にデカールが剥がれづらくなります。

というかほぼ剥がれてきません。

缶スプレーかエアブラシでコートしますが最初から一気に吹いてしまうとデカールに良くないので軽くサッと吹いて一旦乾燥させます。

これでデカールが定着するので後は普通に吹いていくと失敗せずに完成します。

 

缶スプレーでクリアーコートする時のやり方とコツはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

水転写デカールを貼り終え完成したザク2体です!

色々考えながら貼ってみたんですがいかがでしょうか?^^

ナンバーのデカールも有ったので何となく貼ってみました!

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの上半身

 

本来ですと

  1. 先にデカールを貼って
  2. クリアーコートして
  3. それからウェザリング塗装

これでデカールも一緒にウェザリングされるので自然な仕上がりになります。

ちなみにウェザリングで仕上げる場合だとデカールを少しカッターでカリカリと傷を付けてやるとリアル感アップです、お試しください!

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの上半身2

 

1/144オリジン版シャアザクにも貼ってみました。

水転写デカールを貼ったマキシマムザクとオリジン版シャアザク2

 

水転写デカールを貼ったマキシマムザクとオリジン版シャアザク1

 

ザクの頭部にはモノアイに向かって矢印のデカールを貼ってみたり、頭には何か良く分かりませんが長細いデカールを貼ってみたりしました^^

角っぽくないですか(笑)

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの頭部

 

肩や腕にもワンポイントで、何か意味ありげな感じで貼ってみました^^

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの腕

 

GJ?

ゲイン・ジョーンみたいな。

良く分かりませんが(笑)昔の余ったデカールが有ったので適当に貼りました。

これで世界に1つだけのオリジナルザクの誕生です!^^

水転写デカールを貼ったマキシマムザクのシールド

 

はい!ゲイン・ジョーン専用量産型ザク。(誰?)

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの下半身

 

これで後ろから見ても

「アッ、ゲインだ!」って味方もすぐ分かりますね!

水転写デカールを貼ったマキシマムザクの後ろ上半身

 

1/144のシャアザクの武器にもワンポイントで貼ってみました。

元々ブラック1色でしか塗装していなかったのでこういう小さいホワイトのデカールを貼るだけで見栄えがグッと良くなると思います。

武器にはこういう小さいデカールが本当に似合いますよね。

水転写デカールを貼ったオリジン版シャアザクの武器1

 

意味ありげにナンバーデカールも。

水転写デカールを貼ったオリジン版シャアザクの武器2

 

水転写デカールと付属のガンダムシールの違い画像です。

付属のガンダムデカールだと

  • かなり余白が多くて目立つ
  • 素材的に白く反射する(シルバリング)
  • シールに厚みが有る

これらのことで水転写デカールよりもリアル感に乏しくなってしまうんですよね。

遠くから見てる分には特に目立たないですが、実際近くで見るとこの辺が目立ちます。

水転写デカールとガンダムシールの比較画像

水転写デカールの良さはここに有りですね。

まとめ

今回は水転写デカールの簡単な貼り方と剥がれづらくする方法とコツを紹介しました。

貼り方としては

  1. 使う分をカッターでカット(カッターの刃は新品がオススメ)
  2. 水かぬるま湯にデカールをひっくり返して漬ける
  3. 台紙に水が浸透(数秒)したのを確認したらピンセットで取る
  4. ティッシュなどの上に置いて数十秒位待つ
  5. 台紙からデカールが剥がれて動くかチェック(無理に動かそうとすると破れてしまうので注意)
  6. 貼りたい部分にマークセッター(デカールのり)を塗る
  7. ピンセットで摘まんでデカールを貼って綿棒でコロコロさせて水分を取る(大きめのデカールはスライドさせて貼るのがオススメ)

剥がれづらくするコツは

  • デカールを必要以上に水に漬け過ぎない(のりが薄くなって粘着力が下がる)
  • マークセッターを塗って密着力を高める
  • とどめにクリアーコートするとかなり剥がれなくなる

というやり方が数十年模型を作ってきた筆者的には一番シンプルで簡単な水転写デカールの貼り方とコツになります。

せっかく貼ったデカールが後からペロって剥がれて来てしまうとかなりショックなのでマークセッターだけは絶対塗っておきましょう(笑)

そして何年も飾っておきたい時はクリアーコートすることを切に願います!

水転写デカールはガンプラの完成度を簡単に上げることが出来るグッズなのでこれを機会に是非貼り方をマスターしてみて下さい!

それではガンプラを作るのでさようなら!^^

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