エアブラシでガンプラを塗装したい初心者におすすめの2タイプと選び方・使い分け方

エアブラシ記事アイキャッチ画像 ガンプラ

こんにちは!

模型屋さんやイベントなどでガンプラの完成品を身近で見た時ってすごくカッコ良く見えませんか?
私は模型屋さんや展示会等で展示してあるガンプラを見たりするんですが、本当綺麗だな~って。
もう何時間でも見てられるくらい綺麗に塗られたプラモデルって大好きなんですよね!

それってほとんどエアブラシで塗装されている場合が多いんです!

今のガンプラは昔と違って成形色で色分けされているので、素組みでも綺麗なガンプラが出来上がります。
簡単フィニッシュでスミ入れ、部分塗装をして、つや消しスプレーをサッと吹いて完成。
これだけでもかなりのクオリティーになるのが今のガンプラです。

でも、それでは満足出来ない方がこのエアブラシの記事にたどり着いていると思いますので、ここではこれからエアブラシに挑戦したいと思っている初心者の方に向けてもうかれこれ20年以上はエアブラシでプラモデルを塗装している筆者がおすすめの絶対後悔しないエアブラシ本体の選び方・使い分け方を記録しておきますので参考にして頂けたらと思います!

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ガンプラ塗装初心者におすすめするエアブラシ2タイプはズバリこれ!

エアブラシと言っても実に様々なモデルが有ります。
自動車用などのとても大きな面積に使うものを間違って購入してしまっては元も子も無いので、
ここではガンプラに限らずプラモデルに適したエアブラシを2タイプご紹介します。

ダブルアクション式エアブラシ

まず1つ目にご紹介するのはダブルアクション式のエアブラシです。
プラモデルの塗装や絵を描くのに一般的に広く親しまれているタイプです。
私も最初の一本目は0.3mm口径のダブルアクション式を購入しました。

使い方は

1.押しボタンを真下に押す

1、押しボタンを真下に押すことでエアーのみが噴出されます。

ちなみに私は塗った後にこの動作で塗料を乾かしたりしています。

2.そのまま徐々に引いていく

2、そのまま押しボタンを引いて行くと徐々に塗料が噴出されていきます。

トリガー式エアブラシ

2つ目にご紹介するのはトリガー式エアブラシです。
こちらの動作は1つのアクションでエアーと塗料を噴出する構造になっています。

※ちなみにトリガーの意味は【引き金】。銃の引き金とかをトリガーと呼びます。

使い方は

1. レバーを徐々に引いていく

のみになります。
非常に簡単です。

レバーを引いて行くと最初はエアーのみが出ます。
途中でレバーが硬くなる場所がありまして、そこまではエアーが出ます。
レバーが少し硬くなってから更に引いて行くと今度は塗料が徐々に噴出されていきます。

このレバーの硬さの違いがあるのでエアーから塗料が出る境目がはっきりと分かるようになっています。

私はこちらのタイプを2台目に購入しましたが、使い易いし指が疲れないという理由でこちらを使う頻度が多くなってきました。

ガンプラ塗装に最適なエアブラシの選び方

おすすめのエアブラシ2タイプをご紹介しましたが、それ以外にも購入の時に抑えて置きたいポイントが有ります。

  • メーカー
  • 塗装する面積に合わせた口径を使う

この2点を私は注意しています。

それぞれについて解説していきます。

模型メーカーのエアブラシがオススメ

まず一つ目に気にしたいのがメーカーです。
私はエアブラシを4つ持っていてそのうちの2つは模型メーカーの物ではありません。
いつの日からかこの模型メーカーでは無いエアブラシは使わなくなっていました。
何故か?
正直言うと使い勝手が悪かったんですね。
模型には合わないかな~と。

  • 塗料カップが小さい
  • 塗料カップのふたが最初から付いていない
  • 塗料カップが差し込み式で油断していると緩くなって取れる!
  • 使う度に洗浄しているのに塗料の出が悪く思うように吹けない

こんな理由から今ではまずもって使っていないのですが、これはメーカーが不良品を出している訳では無く、それぞれのエアブラシメーカーの作り方があると思います。

例えば模型を意識した設定ではなくネイルアートで使い易いように設定していたとしたら・・・
塗料カップは小さくても良いしカップの蓋が付いていなくても塗る面積は指の爪なのでエアブラシは大きく動かないので塗料がこぼれる心配はない。
なので蓋は無くても良いとか。

塗料の出が悪くなったのは元々メーカーが水性で絵を書くことを設定して作ってあったが、プラモデルではラッカー塗料を使うため一部の部品が劣化しやすいとか、メタリックの粒子が内部にこびりつきやすい構造だったのかもしれません。

ですが模型メーカーが開発しているエアブラシだと間違いなくプラモデルを作るということを考えて使う部品や構造、塗料カップのサイズ、ラッカー塗料への耐久性などを考慮して作っているはずなので間違いないということです。

見た目ではどこのメーカーも同じ見た目ですがそれぞれのメーカーの特徴があると思うので私は模型メーカーのエアブラシを強くオススメします!

例えば、、、

  • タミヤ
  • WAVE(ウェーブ)
  • クレオス

等の模型メーカー。

私ならばこれらの模型メーカーをオススメします!

塗装する面積に合わせた口径を選ぼう

エアブラシには口径が有ります。

エアブラシの口径の違い画像

左が0.3mm右が0.5mmの口径

吹き出し口の大きさですね。
ガンプラ塗装用で多く使われているのは0.3mmと0.5mmです。
数字が小さい程塗る面積は少なく、大きな数字になるほど広い面積を塗装することが出来ます。

0.3mm<0.5mm

私が最初に購入したのはダブルアクションタイプの0.3mmでした。
ガンプラには1/144から1/48などスケール(大きさ)の違いがあります。
完成時の大きさは10cm程度の物も有れば50cmまたはそれ以上の物もガンプラにはあります。
とても大きなガンプラを0.3mmのエアブラシで塗装する。
やって出来ないことは無いのですが、非常に辛いと思います。
大きさによってエアブラシを使い分けると非常に作業が楽になります。
私は最初、どんなものでもこの0.3mmで塗装していました。
こんなもんだと決めつけていたんですね。
大きいガンプラだから大変で当たり前みたいな。
まだ、0.5mmのありがたみを知らなかったんです(笑)

下の画像は0.5mmのトリガーと0.3mmのダブルアクションの実際に塗料を吹いて比較した画像です。
0.5mmのトリガーと0.3mmのダブルアクションを吹いてみた画像
画像の中の大きな丸は20cm位離して約3秒位吹いた大きさです。
0.5mmの大きさデカいですよね!^^
大きなパーツの塗装が楽と言うのがお分かり頂けるかと思います。
逆に小さい点や細い線は・・・
あまり変わらないかと思います。
なら0.5mmで良いんじゃない?と思うかもしれないですが、微妙なコントロールのやり易さは0.3mmのダブルアクションだと思います。(私の感想なので個人個人で違うとは思います。)

ガンプラを塗装する時の賢いエアブラシの使い分け方

次はこの2タイプの使い分け方をご紹介します。
それぞれのメリットを活かすことでより効率よく綺麗に仕上げるための使い方をご紹介します。

小さめのパーツを塗装する場合は0.3mmのダブルアクション式がおすすめ

ガンプラですとかなり小さいパーツが有りますが、そういう小さいパーツを塗装する時には0.3mmのダブルアクションをオススメします。

  • 小さいパーツの全塗装
  • 小さいパーツのグラデーション塗装
  • 狭い部分のシャドウ吹き(影の塗装)

ダブルアクション式の方がトリガー式に比べて微妙な操作がしやすいです。

小さなパーツをグラデーション塗装する場合だとかなり指先に集中しますので微妙なコントロールがしやすいダブルアクション式に分があると思います。

大きめのパーツを塗装する場合は0.5mmのトリガー式がおすすめ

逆に大きなパーツや広い面の塗装、または広い面のグラデーション塗装ではトリガー式をオススメします。
サーフェイサー吹きや大きな面のクリアーコートには0.5mmのトリガー式をオススメします。
広い面積を塗装出来るのでかなり綺麗に仕上げることが出来ます。
0.3mmのダブルアクションでも塗装は出来ますが、塗る面積が0.5mmに比べ狭いのでムラになりやすいです。
あとは時間が掛かる分指の疲れが出て来てモチベーションダウンしたりします。
トリガー式だと中指で手前に軽く引いているだけですので疲れと言うのはほぼ無いに等しい感じです。

まとめ

オススメのエアブラシ2タイプを紹介しましたがいかがだったでしょうか?
今回私がオススメするエアブラシのタイプは

  • ダブルアクションの0.3mm
  • トリガー式の0.5mmになります。

小さ目のパーツの塗装は0.3mm。
大きめのパーツの塗装には0.5mm。と言う風に使い分けることでとてもスムーズにガンプラを塗装していくことが出来ます。

例えばですが、
0.3mmも0.5mmも両方ともダブルアクション
または両方ともトリガーっていうのも勿論アリです。
人それぞれの使い易さ好みは違うと思いますので。

今回は以上の2本を紹介しましたが、自分の作ろうとしているガンプラが小さい場合は0.3mm.
大きめのガンプラだったら0.5mmとかで最初の1本目を考えられてはいかがでしょうか?

私のオススメは2本を使い分けるです!(笑)

それでは!

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